- 01AnthropicがOpenAIを上回り、企業顧客数で首位に立ったことがRampのデータで判明。
- 02Rampの調査では、参加企業の34.4%がAnthropicに、32.3%がOpenAIに支出している。
- 03フィンテック企業の実際の経費データに基づく点で、調査の信頼性が注目される。
AnthropicがOpenAIを上回り、企業顧客数で首位に立ったことがRampのデータで判明。
Rampの調査では、参加企業の34.4%がAnthropicに、32.3%がOpenAIに支出している。
フィンテック企業の実際の経費データに基づく点で、調査の信頼性が注目される。
#01 何が起きたのか
2026年5月13日、TechCrunchがフィンテック企業Rampのクライアント経費データをもとにした調査結果を報じました。この調査によると、参加企業のうち34.4%がAnthropicのサービスに対価を支払っており、同指標においてすべてのAIラボの中で最多となっています。一方、これまで企業向けAI市場を牽引してきたOpenAIへの支出企業は32.3%にとどまり、Anthropicにわずかながら抜かれた形となっています。
Rampは企業の経費管理や支出分析を手がけるフィンテック企業であり、今回のデータは同社のクライアント企業が実際に行った支払い記録をもとに集計されています。自己申告型のアンケートとは異なり、実際の経費データに基づいている点が特徴です。なお、調査対象はRampを利用する企業に限定されており、全企業市場を網羅するものではないとされています。
#02 なぜ重要なのか
これまで企業向けAIサービスの市場では、ChatGPTやGPT-4シリーズを擁するOpenAIが広く先行企業として認知されてきました。今回のRampデータは、AnthropicのClaudeシリーズが企業の実際の支出行動において、OpenAIを上回りつつあることを示す一次データとして注目されます。
企業が実際にコストを割いているサービスの内訳は、市場における競争の実態を反映する指標のひとつとされます。AIサービスの乱立が続くなか、法人顧客の支出先がどのラボに集まっているかは、各社の事業戦略や製品の信頼性評価に直結する情報として、業界関係者の間で重視されています。ただし、今回のデータはRampのクライアント層に偏りがある可能性があり、市場全体の動向と一致するかどうかは別途検証が必要です。
#03 で、私たちの生活にどう影響?
この動向は、ビジネスの現場でAIツールを選定・導入する担当者にとって参考となる情報です。企業がどのAIサービスに実際にお金を払っているかというデータは、ツール選びの際に比較検討の材料になり得ます。
一般ユーザーにとっても、利用しているAIサービスが企業市場でどのような評価を受けているかを知ることは、ツールの継続性や開発リソースの充実度を間接的に判断する手がかりになります。また、競争の激化はサービスの改善や価格競争にもつながる可能性があり、ユーザーにとって選択肢の多様化が続く状況を示す一側面ともいえます。
自己申告じゃなく実際の経費データってのが強くて、「使ってます」じゃなく「金払ってます」ってことだから重さが違う。
ただ顧客数であって売上じゃないから、一発逆転の余地はまだある気がする。
それでもAnthropicがここまで来たのはバケモンだと思う。

